インプラントは、骨の中に穴をあけて歯の根に相当する物(インプラント体)を入れて、その上に歯を作り口の中の機能を回復する治療です。
その歴史は古いのですが、近年技術が進歩して安定した治療が確立されました。
治療は、インプラント体を骨に埋め込みますので、CTなど高度な機器による正確な診断と、細菌感染しないしっかりとした消毒体制が整っていることが大事です。
奥歯1本でもできます
前歯もできます
ブリッジのような多数歯でもできます
インプラントはどのようにくっついているのか
天然歯は歯周組織で維持されています
インプラントはオステオインテグレーションで維持されている
インプラントと天然歯は、同じように口の中で機能しますが、根本的なな違いがあります。
天然歯は、歯肉、セメント質、歯根膜などの結合組織を介在して歯槽骨で維持されています。
インプラントは、歯肉と歯槽骨とくに歯槽骨とインプラントとのオステオインテグレーションで維持されます。
オステオインテグレーションとは、チタンと骨が結合組織を介在することなく直接結合して一体化した状態のことです。
現在のインプラントは、チタン製のものを骨に埋め込むものが主流です。
適切な治療を行うためにも、CTの診断は欠かせません。
当歯科医院では、ドイツのシロナ社製ORTHOPHOS XG3Dを導入しております。
安心して、治療を受けられます。
ドイツのシロナ社製 ORTHOPHOS XG3D
当歯科医院で使用しているインプラントは、HAコーティングされており、骨と強固に接着します。
HA=(ハイドロキシアパタイト)骨の主成分です。