コーヌス義歯は、コーヌステレスコープと呼ばれるものです。
その仕組みを簡単に表現すると、お茶の葉を入れる茶筒に似た入れ歯です。
つまり、茶筒の蓋は締めるとなかなかはずれないですが、この義歯はその仕組みを応用したものです。
引っかけるところも無く、良く咬める義歯です。
ただ、高度な技術を必要とするので、この入れ歯を作って入れられるところは、限られた一部のところしかありません。
コーヌス義歯は、写真のように茶筒みたいな装置になっています。
内冠を入れます
引っ掛けるところは付いていません
口の中の装着状態はこのようになります
コーヌス義歯は、引っ掛けるところは無くても着脱は簡単に出来ます。
ここで紹介したコーヌス義歯は、定期検診を受けながら10年以上使っている方が沢山います。
古いものでは、20年以上使っている方もいます。
なお、この入れ歯は自費扱いになります。
コーヌス義歯は非常に高度な技術を求められるため、実際に歯科医院で製作しているのはごく限られたところだけです。