親知らずは智歯(ちし)とも呼ばれる歯です。普通に生えてくれば問題がないのですが、顎の後の方にあるため変な方向に生えてくる場合があります。
そのような時は歯を抜きます。
レントゲン写真から、親知らずが4本生えてきているのが分ります。(黄色矢印)
上のレントゲン写真では、親知らずが横に生えているのが分ります。(黄色矢印)
一見なんでもないようでが・・・。
骨の様子を見ると・・・。
骨が無くくなっている!
親知らずがスペースが足りないのに無理にはえてくると、前の歯つまり第二大臼歯と親知らずが、歯根と歯根がぴったりくっつきあった状態のものがよくあります。
くっつきあった根と根の間には、元々あるべき歯を支える骨がほとんどありません。
そのためこの歯間に歯槽膿漏が少しでも始まると、一気に両方の歯が抜けるまでに歯槽膿漏が進むことがよくあります。