子供の歯は、乳歯が生後8ヶ月頃から生え始め、2歳半ぐらいに揃います。
生え揃ったばかりの乳歯は、歯がまだ未熟で虫歯になりやすいので、三歳児検診が行われます。
虫歯の早期発見や予防のためには、この三歳児健診はとても重要です。
そして、6歳から大人の歯が生え始めます。
この時期に生えることから、1番最初に生える奥歯(第一大臼歯)は、別名6歳臼歯とも呼ばれます。
そして、大人の歯が生え揃うのは、十二歳臼歯(第二大臼歯)が生える12歳頃です。
それまでの、乳歯から永久歯が生え揃う時期は混合歯列期と呼び、別名”みにくいアヒルの子”とも言います。
この時期を、アンデルセン童話のアヒルが白鳥になったことに例えているのです。
親知らずは、生える人と生えない人がいます。
十二歳臼歯(第二大臼歯)が生える12歳頃の状態です、大人の歯が根っこではなく頭の方から出来るのがわかります。
子供の歯がしっかりして抜けないまま、大人の歯が別のところに生えてきた場合は、歯医者へ行きましょう。
子供の歯を抜くと大人の歯が自然に前に出てきます。
ほとんどの場合は、問題無く歯が揃います。
しかし乳歯は早く無くしてしまったときは、後ろの歯がよってきてあとから生える永久歯のスペースが無くなります。
スペースを確保するためにこのように保隙装置を付けます。