歯周病の治療は歯みがきの指導から始めます。
歯みがきは、歯周病の原因のである病原体(ばい菌)の巣になるプラーク(歯垢)を取り除くことが目的です。
当医院ではまず、顕微鏡で自分の口の中の歯周病の病原体(ばい菌)を見てもらいます。
次に歯磨きの指導をします。
患者さん毎に歯みがきの癖がありますが、まずはしっかりと磨いてプラーク(歯垢=ばい菌の巣)を取り除けるようにしてもらいます。
それから患者さんに応じて細かく指導します。
歯周病の病原体を表示する顕微鏡です。
矢印の小さい黒点が歯周病の病原体です。(活発に動いています)
歯磨きの指導は、患者さんに応じて細かく指導します。
染め出しでチェック
歯みがきがちゃんと出来ているかどうかは、染め出し剤を使うとよく分かります。
歯科医院では、赤色の染め出し剤を使って歯みがき指導をしています。
そうすることで、患者さんが歯みがきが出来ているか確認しやすいのです。
一見磨けているように見えても・・・
赤く染まっているのが磨けていないところ,
歯と歯肉の境目を中心に歯と歯の間などが磨けてないのが分かります。
一見磨けているように見えても・・・
赤く染まっているのが磨けていないところ,
歯と歯肉の境目を中心に歯と歯の間などが磨けてないのが分かります。
(歯みがきがしっかりする → プラークが無くなる → ばい菌の巣が無くなる)
自分が歯周病になる危険度や歯周病の進行具合を知りたい方は、歯周病セルフチェックシートで確認しましょう。