歯周病危険度チェックシート

自分が歯周病になりやすいか、それとも歯周病になっているのか、なかなか分らないと思います。
歯周病危険度チェックシートに答えて、自分がどれだけリスクを抱えているのか見てみましょう。
自分の状態を知ることは、とても役立つはずです。

問 11日3回以上歯磨きが出来ていないはいいいえ
問 2タバコを吸うはいいいえ
問 3よく間食をするはいいいえ
問 4偏った食生活になっているはいいいえ
問 5不規則な生活を送っているはいいいえ
問 6ストレスを感じてしまうはいいいえ
問 7妊娠しているはいいいえ
問 8糖尿病になっているはいいいえ
問 9歯並びが悪いはいいいえ
問10口で呼吸するはいいいえ
問11糖尿病の人が家族の中にいるはいいいえ
問12歯科医院で定期的に口の中をチェックしていないはいいいえ

セルフチェック結果は?

”はい”が0から2つの人
歯周病になる危険性は少なく現在の生活習慣を維持するよう心がけてください。

”はい”が3から5つの人
歯周病になる危険性はあります。現在の生活習慣を見直し、歯みがきをていねいにしましょう。

”はい”が6つ以上の人
歯周病になる危険性はかなり高いです。現在の生活習慣を変えましょう。また、歯科医院で歯周病をチェックしましょう。

歯周病の危険因子

<タバコ>(2大危険因子)
喫煙者はタバコを吸わない人に比べ歯周病になる危険性は2~3倍も高くなります。また、喫煙は歯周病が治りにくい原因の1つでもあります。

<糖尿病>(2大危険因子)
糖尿病が長期に手当されていない状態がつづいた場合、歯周病になる危険度は普通の人に比べて4倍にもなります。

<間食>
間食が多いと、いつも口の中が汚れた状態になっており、プラーク(歯垢)の沈着の原因になります。

<偏った食生活>
現代の食事は柔らかい物が多いため咬む回数が少なく、それによって唾液の分泌が少なくなってしまいます。当然プラーク(歯垢)の沈着の原因になります。

<不規則な生活>
睡眠や食事の時間が不規則になると、それに付随して体調を整えることが難しくなります。そのしわ寄せで口の中のケアもおざなりになりがちです。

<ストレスを感じる>
ストレスが多いと抵抗力が低下し身体に色々な病気が起きやすくなります。口の中も免疫力が低下するため歯周病が起きやすくなります。

<妊娠している>
妊娠するとお腹の赤ちゃんに栄養が取られてしまい免疫力が低下します。また、つわりなどで歯みがきができないことが多くなり、口の中が汚なくなりやすくなります。このため歯周病が引き起こされる事が多いです。

<歯並びが悪い>
歯並びが悪いと歯みがきがしにくいです。そのためプラーク(歯垢)が付きやすくなります。

<口で呼吸する>
口で呼吸すると口の中が乾燥して炎症を起こしやすくなります。

<歯周病の人が家族の中にいる>
家族の中に歯周病の人がいることは、歯周病になりやすい食生活や生活習慣などが共有される場合が多いと思われます。

歯周病は、静かに進行するため、みなさんが気がつかない場合が多いのです。
このチェックシートの結果が皆さんの歯周病への関心を高め、少しでも歯周病の治療に役立てて頂きたいと思います。

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